DCRはChaDiPloの左上のメニューボタンから起動することができます。ChaDiPloで読み込んだデータについて、DCRを計算するので、DCRを起動する前にデータの読み込みは済ませておいて下さい。

DCRの画面構成 #
DCRの左側の列はDCRのまとめで、右側が個別のDCRになります。基本的な流れとしては、右側でDCRを計算し、それらを左側で1つのグラフにします。

個別エリアについて #
個別エリアは縦3列になっていますが、下部の<<と>>のボタンによってページを進める構成になっており、ChaDiPloの仕様と同様に、最大100ファイルまでをサポートしています。
上部は各サイクルの容量などの値を示します。縦軸は、ChaDiPloで選択していた設定(正極重量当たりの容量、等)になります。

基本的な設定は、下記の部分で行います。

- データの名前です。
- DCRの計算に使うサイクルを指定します。カンマ区切りの他、マイナス記号での範囲指定が出来ます。指定したサイクルは上部のグラフで、黄色の丸として強調表示されます。
- DCRの計算に使う秒数を指定します。
- SOC何%のデータかというメモ欄です。ChaDiPloがSOCを推定するわけではないのでご注意ください。
- DCRを計算するのが、充電か放電を指定します。
- グラフをプロットします。
- エクセルに出力します。
- グラフをpngファイルで出力します。
- x軸を対数表示にします。
抵抗グラフは設定の下にプロットされます。
指定した時間におけるI-Vプロットは下部にプロットされます。プロットした直線の式も表示されます。

最下部では設定を保存・復帰するボタンがあります。

まとめエリアについて #
まとめエリアでは、チェックボックスでチェックを入れたデータについてプロットします。
