ChaDiMoDiはChaDiPloでコンバートして出力されたxxxxx_CDP.csvをモディファイするソフトで、具体的には次のような機能があります。
- x番目の充電(もしくは放電)を削除する。
- x番目とx+1番目の充電(もしくは放電)を連結する
- 2つのファイルをつなげて、1つのファイルにする。
- サンプル名や、活物質重量、電極面積などを修正する。
- ChaDiPloコンバート時の条件を確認する。
特に気をつけて頂きたいのは、csvはエクセルで再保存すると有効数字が落とされるので、サンプル名を変更する場合でも必ずこのChaDiMoDiを使って下さい。
ChaDiMoDiの画面説明

上段がData A、下段がData Bですが、機能はどちらも同じですので、Data_Aを使って説明します。
- 編集するファイルを開きます。ChaDiPloの左上のエリアにファイルをドラッグ&ドロップしても開けます。Data_Bに開きたければ、左下にドラッグ&ドロップして下さい。
- サンプル名です。変更できます。
- 変換前のデータのフォーマットや電圧補正、電圧の選択(mptファイルのみ)が確認できます。変更不可です。
- 出力されているデータなどを確認できます。変更不可です。
- 電池の情報、正極重量や電極面積を修正できます。
- 削除もしくは連結する対象を、Charge, Discharge, C&D(Charge & Discharge)から選択します。
- 上記6で選んだ充電/放電について選択したサイクルを削除します。
- 上記6で選んだ充電/放電について選択したサイクルを連結します。
- 削除もしくは連結の作業をする前の状態に戻します。遡れるのは1回前までです。
- ファイルを保存します。
- 読み込んだファイルの充電及び放電の容量の表です。
- 読み込んだファイルの充電及び放電の容量のグラフです。マウスホイールで拡大縮小が可能です。
- Data_AとData_Bをつなげて、Data_Aに表示します。
- ChaDiPloの利用条件などです。利用前にご確認下さい。
注意事項
・Data_AとData_Bを連結させる際に、Data_Aの充電と放電の回数が揃っていない場合 連結前に自動的に容量0のダミーデータをData_Aに加えて充電と放電の回数を揃えてから、Data_Bと連結させます。ダミーデータが不要の場合は、連結後にChaDiPloのDelete機能を使って削除して下さい。