ChaDiPlo ver. 3.50からは時系列プロットに対応しました。

時系列プロットのやり方:画面左側の Area (デフォルトは2x3) で"Time"を選択すると、時系列プロットになります。

プロット例:上段では電圧と電流の経時変化を、下段は横軸を容量とし、充電と放電の正負を切り替えることで折り返しのグラフにしています。

■Mainタブの設定

Legend : 凡例を表示します。表示位置はUp・Mid・Low(上、中、下段)、L・C・R(左、中央、右)の組み合わせから選択できます。
Zero start : チェックを入れると、プロットの最初の点のx値を0にします。
(+)chg/(+)dischg : xの値の正負を決めます。(+)chg/(-)dischgとすると放電では負に加算されていくため、上図の下段グラフのように充電から放電に折り返すグラフが書けます。xがTimeの時は無効です。
Start:プロットする範囲を決めます。Chg, Dischg, Restの何回目かで指定します。STARTを選択すると、データの最初からプロットします。時間では指定出来ないため、時間で区切りたい場合はx軸の最大・最小値を指定してプロットしてください。
End:プロットする範囲を決めます。Chg, Dischg, Restの何回目かで指定します。ENDを選択すると、データの最後までプロットします。時間では指定出来ないため、時間で区切りたい場合はx軸の最大・最小値を指定してプロットしてください。
Y1:y1軸にプロットするデータを決めます。
Y2:y2軸にプロットするデータを決めます。

■Max/Minタブの設定

グラフの最大・最小値を設定します。

■Y1(Y2タブ)の設定

Line Style : 線種と線の太さを設定します。
abs. : データの正負を選択します。通常は充電が正、放電が負に設定されていますが、reverseだと逆転し、abs. valueだとすべて正にしてプロットします。
Y1 _Label: Y1軸のフォントサイズと名前を設定します。
Scale : Y1軸の目盛りのフォントサイズを指定します。


■Ticksタブの設定

X(Y) ticks density : x軸及びy軸の目盛りの密度を1~5段階で決めます。
X(Y) minor grid: チェックするとグラフエリア内にx(y)軸の細線が描画されます。
X(Y) minor tick: チェックするとグラフエリア内にx(y)軸の補助目盛りが描画されます。

■othersタブの設定

Title : グラフのタイトルを決めます。
X_Label:X軸ラベルのフォントサイズと名前を設定します。
X_Scale : X軸の目盛りのフォントサイズを指定します。
☑auto replot : チェックを入れるとグラフの設定を変える度に自動でリプロットします。
For old version(v1.0) start : ChaDiPlo 3.50以前のCDPフォーマット(version 1.0)では時系列プロットに対応していないため、充放電の順番がわかりません。そのため、ここで充電スタートか放電スタートかを指定します。ChaDiPlo 3.50以降でConvertされたファイルについては無効です。